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インタラクション2012 1日目

初投稿です。B3の安藤です。

本日から3日間の日程で行われるインタラクション2012in日本科学未来館に行って来ました!

私たちのデモ発表は3日目なので、今日は一般講演と他の方々のデモ発表を見て回りました。

一般講演の会場です。

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冒頭に地震発生に備えてのアナウンスがありました。

昨年に続き昨日も大きな地震がありましたし、しっかり確認しときたいですね。

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インタラクティブ発表の会場です。

伊藤君が発表を見ています。

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初めての学会参加ということで最初はすごく緊張してたんですが、

おもしろい研究をたくさん見れてとても楽しかったです!

明日の発表も楽しみです。

以上、安藤でした。

これからよろしくお願いします。

明日は伊藤くんにバトンタッチです。

大連ワークショップ

M2の山中です。

2/29〜3/4の間に、立命館大学と中国の大連理工大学との交流を行うワークショップが行われました。
今回のワークショップは両大学の先生が研究の概要を発表し、両大学の学生が研究内容をポスターにまとめて説明するというものです。

では、ワークショップのあった5日間、なにがあったかをざっと説明します。
まずは、大連理工大学の校内見学。
ここは、中の一部。
なんといっても土地が広いので、建物の間隔が広いです。
大学内の様子

こちらは学食。好きなものを2、3種選んで、プレートにのせて食べるようです。
日本円では、1食80円ていどらしいです。
学食の様子
校舎を移ります。
建物の識別は簡単にできるように、AとかBとかCとついています。
見学の様子
授業の様子も見せてもらいました。
あんまり日本と変わらないですね。
学内の様子

この日の終わりは、大連理工大学の人とお食事。
向こうの学生は、日本語をしゃべれる人が多かったので、日本語と英語でコミュニケーション。
ナルトとワンピースが有名らしいです(笑)
交流の様子

次の日はポスター発表。
そこそこ賑わっていました。

ポスター発表の様子

ポスターの発表が終わった後は、卓球やバドミントン、ビリヤードで交流。
卓球は週二回授業があるらしく、やっぱり強かったです。
つたない英語で打ち方を教えてもらいました。
その後は、ごはん!どのごはんもこんな感じで、お皿がたくさん運ばれてきます。
だいたい食べきれません。
本場の中華は独特の味付けで食べにくいものもありましたが、全体的においしかったです。
ごはん!

短い時間でしたが、仲良くなれましたよ。
下はみんなでゲームをしている様子。
日中の交流の様子

最終日は、日清戦争や日露戦争で戦場となった場所を回りました。
銃弾の跡など、生々しい跡が残っていました。

銃弾の跡

こちらは大砲のレプリカ。
こう並んでると、リアルですね。
砲台

今回、このワークショップに参加するかどうかは、最初悩みました。
修論もあったためにポスターの製作に費やせる期間が短く、海外の人と交流するのは初めてだし英語はそんなにできない。
しかも、いっしょに行くのは知らない人がほとんど。
しかし、いざ飛び込んでみると、他研究室の人や中国の人と交流できて、楽しい経験ができました。
自分の研究室もいい人がたくさんいますが、他の研究室にもそれぞれの考え方を持っていて、
いろんな方法で努力しています。
その人たちと交流するとそうゆうことを学べるのでそれが一番よかったです。

これからもこのワークショップがあるかは、知りませんが、
あったら是非後輩には行ってほしいですね。

C5_6日目

日本の皆さんこんにちわ。
M1市川です!

ついに今日でC5も最終日。
そしてC5旅行記も最終回を迎えます!

今日も朝から会場に向かいます。
今日の午前中はその場で簡単な発表を行う(論文の投稿はなし)lightning sessionがありました。

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そのままパネルディスカッションに。
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パネルディスカッション後は昼食です。
C5中の昼食は会場で出して頂いていたのですが、今まで写真がなかったので一枚。
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そしてついに僕の発表です・・・!
発表はムービーを映すとスクリーンの出力が切れると言ったハプニングに見舞われます。
正直かなりあせりましたw
質疑もちんぷんかんぷん!もっと色々と勉強が足りないということですねw
来年はぜひM0の方にチャレンジして欲しいです!
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最終日は15時に学会が終了したため、そのまま近くのビーチに行きました。
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かっこつけてますね。
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そして夜は懇親会に。
メニューはタイ料理です。
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これにてC5アメリカの旅は終了です。
論文執筆に発表準備、そして発表と長い間たいへんではありましたが
一度くらい経験しておいてもいいんじゃないかなと思いました。

後輩のみなさん、来年・再来年とぜひ参加してみてください!

IEEE CCNC 2012 こぼれ話

というわけで,
引き続き桜打です。

今回は,日程的な問題と健康不安で,
あまり観光はしていませんが,
滞在はまぁ楽しいものでした。

ホテルは,どちらも(階層的に)高い部屋にしてくれと,
チェックインの時にフロントでお願いすると,
そこそこ良きに計らってくれました。

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部屋もそこそこラグジュアリーな感じでしたが,
紹介するほどでもないので,
ご想像にお任せします。

ただ,どちらの部屋も静電気はハンパじゃなかったです。
普段使いのキーホルダーに放電グッズが付いていなかったら,
間違いなく大変なことになっていました。
何なら放電グッズ越しに放電しても,
痛い時があるほど。

また,Planet Hollywood の方は Strip 側の部屋にしてくれて,
窓から Bellagio の噴水ショーが見れました。

37階から撮影してこの迫力です。
間近でも撮影しようとしましたが,
カメラがショボ過ぎて断念しました。

なので,実は新しいデジカメ(Canon PowerShot S100)を現地調達しようと企んでいました。
まだ発売したばかりで値下がりしておらず,日本で買うより円高で1万ほど安いのです。
Best Buy, Fry’s, Staples 等いろいろ廻りましたが,
これまた CES 2012 の影響か,結局どこも見事に売れ切れでした。
Transformer Prime や Kindle Touch も同様。。
まぁ,よほど縁が無かったということなのでしょうね。

けれど,そのおかげ(?)もあって,
ラスベガスの交通機関や地理には少し詳しくなりました。
また,バスの乗車券に「24h乗車券」というのがあって,
「1日乗車券」ではないのがラスベガスらしいなぁと思ったり。
ちょっと郊外に出ると砂上の楼閣っぷりが実感できたり。

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中央左側をよく見ると,
ラスベガスで一番高いストラトスフィアタワーが確認できます。
タワー屋上にある絶叫マシンに乗ったのが思い出されますね。

後は,ラスベガスと言えばカジノですね。
今回は帰る前日に1時間半ぐらいしか行っていませんが,
もちろん負けました。

絶妙に勝たせたり負けさせたりしながら,
最終的には負けに持っていくのは,
洗練された感じさえ受けますね。

単純な操作で熱中させる仕組みは,
現在のケータイゲームに通じるものがあるのかも知れません。
まぁ,ケータイゲームはカジノと違ってお金が返ってくることは100%ありませんが。

一つの心残りは,カジノで飲み物を運んでもらった時に,
チップを渡すのを忘れたこと。
ホテルのベルボーイやハウスキーピング,
タクシーなんかはもう慣れましたが,
カジノは駄目ですね。
特に負けていると。

最終日は,朝8時過ぎの飛行機に乗るため6時ぐらいにホテルからタクシーに乗ったのですが,
いくらラスベガスとは言え,さすがに薄明にひっそりと静まり返り,
これから街が眠りから覚めるという旅立ちにはバッチリの雰囲気でした。

その他,良いことも悪いことも色々とありましたが,
それはまたいつかの機会に。

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草々

IEEE CCNC 2012 参加報告

桜打です。

卒論・修論が佳境で,
内輪向けにも参加報告する機会が当分ないと思うので,
忘れないうちに珍しくブログを書いてみます。

タイトルにもなっていますが,
ラスベガスで開催された IEEE CCNC 2012 に参加して来ました。
今回は発表もなく一人気楽に行って参りました。

日程的には,
13日 夕方現地入り
14日 Workshops & Opening Reception (8:00-20:00)
15日 本会議 (9:00-19:30)
16日 本会議 & Banquet with Keynote (9:00-21:30)
17日 Tutorials (8:30-16:30)
18日 早朝帰国の途へ
という感じです。

ちなみに,CES 2012 が今回の会議会場近くの Venetian で,
10-13日の日程で開催していました。

歩いて10数分ぐらいの距離にあります。

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Venetian の内部はこんな感じです。

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※内部の写真は3年前に泊まった時のものなので,今は若干違うかも知れません。

そして,おそらくはそのせいで,
13日の部屋が会場のホテルで取れず,14日の朝の移動は大変でした。
時差ボケはともかく,風邪を引きずっていたので。

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参加者の数は,思ったほど多くなく目算で70人ぐらいでしょうか。

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それでいて,4-6のセッションが同時に走っていたので,
各セッションの参加者はご想像通りです。
少数精鋭ということでしょうか。

また,韓国企業の Samsung が今回のスポンサーになっているということもあり,
系列も含めて発表が多かったという印象です。
日本企業では,KDDI,三菱,NEC,IBM (東京基礎研)の方などが発表に来られていましたが,
残念ながらスポンサーには名前を連ねていませんでした。
頑張って欲しいですね。

では,参加報告らしく,
面白そうな研究をご紹介しましょう。
ブログなので,一般受けしそうなものを。

一つ目:“Beyond Touch: Natural Interactions Using Facial Expressions”
顔の表情で機器を操作しようという研究です。

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例えば,周りの人に静かにして欲しい時には“シー”という動作をしますが,
同じようにテレビやオーディオも静かにしてくれるようになったり。
また,本などを読んでいて文字が小さいときは目を細めますが,
そうすると文字を拡大してくれたり,首の動きでページがめくれたり。
他には,直接の操作とは違いますが,
表示されているコンテンツを笑顔だと「好き」,渋い顔だと「嫌い」と判断したり。

当然のごとく精度の問題はあるようですが,
すぐにでも実用化できそうですね。

二つ目:“Exploring Emotional Preference for Smartphone Applications”
スマートフォンのセンサを使って,利用者の感情を読み取ろうという研究です。

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具体的には,タッチ,加速度,傾きの3つのセンサデータを使って,
普通,嫌悪,悲しみ,怒り,幸せ,恐れ,驚きの7つの感情の認識を試みたと。
すると,それぞれの感情が3つのグループ,
[嫌悪,怒り,恐れ],[幸せ/驚き],[普通/悲しみ]に分けられたそうです。
逆説的には,同じグループの感情は区別しにくいということでもあり,
精度に大きな課題が残っています。

ただ,タッチ操作だけで感情が読みとれるのではないかという兆しもあり,
近い将来,携帯電話をどのように操作しているかだけで,
例えばお互いの感情が分かるというような時代が来るかも知れません。

以下,一般受けはしない気もしますが,
各賞に輝いた研究と簡単な概要を記しておきます。

ベストペーパー賞:“A QoS based call admission control and resource allocation mechanism for LTE femtocell deployment”
→ LTEフェムトセル向けの通話管理とリソース割当を,通信品質に基づいて行う提案方式でちゃんと通話品質が制御できました。

学生ベストペーパー賞:“Predictably Reliable Media Transport over Wireless Home Networks”
→ IEEE 802.11 における PLR や RTT のバラつきを,パケットレベルでエラー訂正する提案手法で抑えられました。

ベストデモンストレーション賞:“Mobile Application Profiling with TestelDroid”
→ モバイルアプリケーションをマルチレイヤ(ユーザレベルからプロトコルスタックレベル)で分析できるようにしました。

あまり堅苦しい話ばかりでも何なので,
最後にいくつかこぼれ話をしようと思いますが,
長くなったので次の記事で。